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野田さん(S59卒)の2007北海道OBラン報告

2007/07/13
 今日から北海道OBランツアー。5時に起きて羽田へ直行。16時の便だったがキャンセル待ちの手続きをして結果的には7時過ぎのJALに乗れて予想以上に早く千歳に着く。10時前の特急北斗に乗り函館へ向かう。羽田でおにぎり1個だけだったので、うにやいくらの入った駅弁を購入して、ビールや日本酒を飲みながら戴く。妻に心のこもったメールをするもそっけない短い返事。一緒に来たかったのだろうか。来年は一応誘ってみよう。函館駅に着き朝市を散策しながら安い店を探す。お姉さんのいる屋台みたいな所に決めて、イカそうめん、ホタテ焼きを注文。ビールと日本酒を飲んでたら、蟹の味噌汁、あわびの肝、馬糞ウニ焼きをおねえさんがサービスしてくれる。東横インには14時過ぎに入りロビーでパソコンを見ながら仕事。15時にチェックインして部屋で仮眠。17時に篠原からの電話で目が覚める。19時に函館駅で待ち合わせして馬場ご指名の居酒屋「ココ」に入り、活いか、茹でタラバなどを食べる。イカはゲソ部分がまだ動いていてびっくり。20時半ごろ馬場が合流してこの店ではなかったことを聞くが1時間ほど飲んでから2次会へ。「杉の子」という前に一度来たことのある水産行きつけの店に入り洋酒を飲む。3次会は馬場の店に行きマッコリを飲む。小腹が空いたので、3人でラーメンを食べて1時前にやっとホテルへ戻る。

2007/07/14
 8時過ぎに馬場が来てくれて輪行袋を受け取る。10時過ぎに函館駅を篠原と出発して木古内へ向かう。日本1周リレーランのコースを篠原が走ろうと言うので同行することにしたのだ。38kmの行程を2時間強で走れば函館駅の集合時刻に間に合う計算。だが1時間ほど進むと函館山のちょうど対岸に当たる矢不来という所に喫茶店があったので早々と函館駅合流を諦めビールを飲む。そこからは追い風となりトラピスト修道院まで一気に走る。昔懐かしい修道院で証拠写真を撮り、残り14km。木古内からの電車時刻まで40分しかない。追い風に乗って時速35kmですっ飛ばしていたら、なんと木古内駅に発車10分前に到着。ほとんどばらさずに輪行袋に詰め込み、間一髪で函館行き普通に間に合う。篠原と感動していたら、ヘッドのリテーナーがないことに気付き、いろいろ考えた結果、上磯で下車して木古内に電車で戻ることにする。やはり木古内の輪行した場所にリテーナーがぼつんと落ちておりほっとして特急北斗で函館へ戻る。函館駅で滝口号にピックアップしてもらい、元木、岩田と一緒にキャンプ場へ。途中せせらぎ温泉でお風呂に入り、ガスに包まれた標高500mのきじびきキャンプ場に17時頃到着。炭をおこし、米を炊いて先発隊の温泉帰りを待つ。18時半頃から始まった夕食はバーベキュー。寒くて19時半頃バンガローでシュラフに包まれる、でも22時頃目が覚めてしまいバンガローでの飲み会に復活。児玉の目が座っていてかなり酔っている感じ。昨日も朝6時まで飲んでいたらしい。0時過ぎまで孫六や岩田、大怪我から1ヶ月で復活した吉岡たちと静かに飲む。

2007/07/15
 6時に起きたら幹事の馬場が既にお湯を沸かしている。さすが幹事や、と褒めてあげる。朝食は「さとうのごはん」と缶詰。鯖の水煮のマヨネーズ和えが懐かしい。馬場のOBランは昔を思い出させてくれる。今日の天気は雨模様。吉岡が家族の待ってる函館へ戻り、本隊は昨日登った道を豪快に自転車で下り上磯ダムへ。途中タケルさんと合流してダムのところで、南野さん、鈴木さん、横山さんと別れ、ダムの上流から沢に入る。馬場幹事の企画で今回はチャリではなく沢登りをするのだ。地下足袋に履き替え、小雨が降る中、水温5度ぐらいの川を9名が果敢に戸切地川の沢を攻める。記念すべき初体験を写真に撮りたかったが、デジカメがメカトラブル。ちょっとショックだったが、林産関係の岩田からいろいろと植物の名前を教えてもらいながら2.5kmのコースを歩く。川の水は雨なのに透き通っていてむちゃ冷たい。ある意味不思議だったが、歩いている途中、あちこちから湧き水が噴出しているのを見て、かつ最近北大の探検部が鍾乳洞を発見したらしい話を聞いて納得。この川は浄化された地下水が多いため、雨が多少降っても透明感を維持できるのだ。元木が石を見て水槽にあるような白くて透明なものが多いと言っていたのも頷ける。途中ひざ上まで浸かるところがいくつもあり、それに慣れてくると、神経が麻痺してきて足首程度はあまり冷たく感じなくなるから不思議だ。雨の中の沢登りは寒いが、足の濡れは全く気にならないので自転車で走るより気持ちがいいことを発見。馬場に感謝。予想以上に時間がかかり2時間弱で難関の「仙の釜峡」にやっと到着。両岸が切り立ち水深は結構深い。こけが一杯ついている壁にへばりつきながら10mほど蟹さんのように進むのだが、篠原は背中のバッグが重く断念。元木も途中で身動きが取れなくなったが、岩田やタケルさんの協力で何とかクリアーする。結局馬場、児玉を含め5人だけが仙の釜峡を越える。残った遠藤とクルマを置いて林道から降りてきた韮澤さんと3人で林道まで登るも、先にあがった孫六と篠原がいないので探しに仙の釜峡の上流に出る道を降りる。篠原は僕のおにぎりを持っているので追いかけるしかないのだ。遊びの広場という沢にいると思ったがいないので仙の釜峡を目指して今度は沢下りを遠藤とトライ。15分ほど下っても着かないし、遠藤が「ここはさっき通ったような気がする。」と恐ろしいことを言うので、怖くなり遊びの広場に戻ることにする。そしたら前から孫六と篠原が来るではないか。沢への降り口がわからず林道を登りすぎてしまったらしい。ほっとした中合流した所で小雨の中昼食。その内下流から仙の釜峡を越えた5人が来てみんな一緒に昼食を済ましてクルマのある林道に戻る。滝口号、韮澤号、原号に便乗して沢登りを始めた場所に戻り、水産学部長の原さんとここで別れる。ここからキャンプ場まで戻るのだが、標高差400m、平均勾配9%の登りがある。でも沢登りで足首をひねったらしくこいでいたら段々と痛くなり、上りに差し掛かる前に滝口号に回収してもらう。パンクした児玉も回収されており、残った7人が最大12%の道を嫌そうに登っていく。結局登りは全く走らずサポートに廻り、半分申し訳ない気持ち、半分助かった気持ちになる。15時前にみんなキャンプ場へ無事到着してクルマで近くの温泉へ。夜は炭火でカレーを作って宴会。お腹一杯になってもう飲めないので昨日同様途中で仮眠をして22時頃からまた飲み出す。さっき着いた池谷を含め6人ほどがまだ飲んでいる。今宵はタケルさんが一番出来上がっていた。酔っ払った人をほろ酔い気分で観察するのも結構おもしろい。ちなみに来年の幹事は池谷に決まる。

2007/07/16
誰よりも早く6時に起きて鍋を洗いお湯を沸かしてカップラーメンと「さとうのごはん」の準備。今日も雨の予報だったが、ガスも晴れて徐々に青空が見えてくる。篠原と児玉が函館空港へ向かい、我々は大沼公園を目指して8時半にキャンプ場をあとにする。昨日まで伴走していた滝口もお腹の調子が良くなり一緒に走ることになる。これで自転車に乗るのは元木、岩田、孫六、遠藤を含め6名。韮澤さん、馬場、池谷は伴走に廻り、たけるさんは二日酔いで一人函館へ帰っていった。きじびき山の展望台まで登り、大沼小沼と駒ケ岳が一望できる場所で記念撮影。今回のランで初めて晴れた景色を眺める。そこから標高差約600mのダートの林道を一気に下り、気分爽快、ストレス解消、今回参加して良かった気分を満喫する。そこから大沼へは国道のトンネルを避けて旧道に入り、じゃりが少なく心地よい標高差200mのダートを登る。峠を下るとそこはジュンサイ沼。ジュンサイは見つからなかったが学生時代以来の沼は相変わらずきれいだった。池谷がここから大沼まで馬場のチャリで4kmほど走る。小沼の周りを走り大沼公園駅へ。残り1kmほどのところで後輪がパンクしたが、空気を入れてごまかしながらゴール。一応ノー転ノーパンを達成。児玉はパンク、岩田はダートでの転倒に見舞われた。駅をバックに解散の記念撮影をして韮澤さんの軽で函館空港まで送ってもらう。韮澤さんとは今回初めてお会いしたが、気配りがすごい、お酒は強い、還暦なのに心身共にお若い方で、ご出身は新潟、さっき発生した中越地震を心配されていた。空港のレストランで一人打ち上げをして14時のJALで関空へ飛ぶ。16時に関空に到着して神戸空港へ行く高速艇に間一髪間に合い、妻子が迎えに来ている神戸空港へ戻り今回の旅は終わる。今回参加された方は以下の通りだと思うが抜けていたら済みません。韮澤氏(S44卒)、原氏(S46卒)、南野氏(S46卒)、鈴木秋雄氏(S47卒)、横山氏(S47卒)、高橋氏(S54卒)、元木氏(S59卒)、野田(S59卒)、関氏(S61卒)、岩田氏(S62卒)、篠原(S62卒)、滝口(S62卒)、馬場(S62卒)、遠藤(H1卒)、児玉(H1卒)、吉岡(H1卒)、池谷(H4卒)の計17名。

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