野崎さん写真|山口さんレポ|Topへ

コース図へ

平成18年度OBランレポート

山口 智(H11卒)

プロローグ

 去年のOBランの2日目に泊まった宿で私は次の幹事に指名された。そこでその年の春に愛知に行っていた私は、そういえば東海地方でOBランをやっている記憶がないなと思い(実際には初期に東海地方で結構行われていたのだが、知るよしもなかった)、東海地方と明言したのが始まりだった。
 最初は春に行っていた足助とか良いかなと思っていたのだが、諸般の事情で断念し、さらに私の職場の同期に蒲郡出身の者がいて話を聞けたので、結局、今回のようなコースとなった次第である。

1日目:6/2(金):曇り一時雨
蒲郡駅(集合地)→坂野峠→三河湾スカイライン→国坂峠→三谷温泉(泊)【25km】

 11時頃に蒲郡駅到着して、出席を取りつつ集合地への案内をして過ごす。セントレアを使って来る予定の同期のしょうこう(H11卒)が遅れそうだというので心配したがどうにか間に合う。結局、野崎さん(S45卒)、門岡さん(S53卒)、福井さん(S63卒)、吉岡さん(H1卒)、香山さん(H9卒)、しょうこう、山口の計7名が集まる。

蒲郡駅から市街を抜けて県道323号線を行くが、どんどん登るほど傾斜がきつくなる峠道で、最大勾配になるあたりではきつかったかなと思った。ただ、一番きつくなったところで坂野峠に着き、そこから三河湾スカイラインに柏原インターチェンジから入った。そこでは工事が行われていたがなんとか通してもらえた。三河湾スカイラインでは自転車で走る面々を写真に撮るが、天気が芳しくない。ガスがでるどころか小雨がぱらつき、内心頭を抱えた。

 山から県道368号線を通って下りて三谷温泉の松風園に宿泊。外壁が古びていたが中は豪華で驚く。松下さん(S53卒)、篠原さん夫妻(S63卒、H2卒)の3名が宿に直でいらしていて、この日の宿泊者は10名であった。私は入らなかったが源泉(33度ぐらいの鉱泉)があったみたいで、入ってみたかったと後悔した。次の日に朝風呂で入ろうとしたら男湯と女湯が入れ替わったのでちょっとびびってしまい入れなかったのである。

2日目:6/3(土):曇り
三谷温泉→御津→国府→新城駅(集合地)→長篠→蓬莱寺山→湯谷温泉→乗本(泊)【59km】

 朝、朝風呂に入って朝ごはんをとる。バイキング方式でなかなか豪華だった。元を取ろうと若気のいたりかつい茶碗で3杯食べてしまう。
 出発するところで新たにさかなさん(H4卒)、Nayoさん(H7卒)の2名が到着して、12名で出発。最初は少し国道23号線を通るが、あとは延々旧道を通って国府の市街地を抜ける。国府の市街地は細い道がごちゃごちゃしていた。国府からは県道を通って新城駅へ。着いたのは11時半くらいだったか。ただ、一部道を間違えたという話が出てあわてて探したが、戻ってみれば皆着いていた。
 昼休み中に二次会用の酒類を買い出しして、弁当を買って戻る。ここから合流したのは安藤さん(S53卒)、中村さん(S53卒)、伊東さん(S53卒)、千崎さん(S54卒)、村上さん(S55卒)、石田さん(S59卒)、牧さん(S61卒)、マニラさん(H6卒)夫妻、槇さん(H10卒)の10名である。13時半前に出発した。後から出発したところでちょうど遅れると連絡のあったふみおさん(H7卒)が合流した。

 一度長篠の市街地のコンビニで休んでから鳳来寺山に登る。が、やっぱり坂がきついところもあった。でも前日ほどではないのでホッとしたものである。
 鳳来寺山の駐車場で登ってくる人の写真を撮っているところで、遅れるという連絡を受けていただいさん(H10卒)が合流した。塩尻から自走してくると聞いて驚愕したが、既に210km走っているらしいのに改めてうなってしまった。

 東照宮と鳳来寺を参拝してから下山し、宿である民宿奈加根には17時半に到着。ここで廣野さん(S54卒)、原邦夫さん(S54卒)、原哲三さん(S54卒)、土田さん(S54卒)、インビー(H13卒)、がっつり(H13卒)、ねーさん(H17卒)全員そろい、31名になる。宿の人には予約の時からさんざん迷惑をかけてしまっているのによくしてもらえて恐縮した。さらに甘えさせてもらい、そのあとの2次会が盛り上がったこと、皆さん2時過ぎまで飲んでいた。

3日目:6/4(日)曇り一時晴れ
乗本→黄柳野→三ケ日→湖西→新居町【39km】

 朝ごはん直後に伊東さんが仕事の都合で我々より早く出発(早退)された。それに加えて出発の時にあわせて10名ほど本隊を離れた。これは毎年見られることなのだが。そのうち安藤さん、門岡さん、中村さん、松下さん、廣野さん、千崎さんは20年前に通ったコースを求めていき、原邦夫さん、原哲三さん、土田さんは長篠城をみたいと言うことでそちらを通って合流する予定で行かれた。石田さんはご実家に帰られた。出発後、吉岡さんも別ルートで本隊を離れた(早退された)。

 国道257号線をちょっといってから右折して、ひたすら三ヶ日方面に県道を通る。おすすめの道として紹介を受けただけあって、交通量が少なく勾配が緩くて走りやすそうだった。この時点までずっと伴走車を担当していたのだが、野崎さんから幹事も走るものだという指摘を受け、三ヶ日からは道を迷うおそれが少ないので伴走を野崎さんに任せて先にゴールの新居町まで車で行ってしまい、新居関の駐車場で自転車を出してまた国道301号線を逆走し、湖西市の国道301号線のバイパスが分かれる手前で本隊に合流し、そこから先頭をひいて駅でゴールした。

エピローグ

 OBランから1ヶ月半経った今、この文章の手直しをしている最中である。実際には6月中にはだいたい書いていたのだが、寝かせて読み直せば推敲がよくできそうな気がしたからである。でもあんまり空けすぎるのも問題だったかも知れない・・・。結局、やっぱり心配で野崎さんに査読を頼んでしまったし・・・(これはこれである意味職業病なのだが)。それと、今回のOBランではひたすらほとんど伴走に費やしていたので改めて自転車で今回のコースを一部でも走っておきたいなと思っている。

 

野崎さん写真|山口さんレポ|Topへ