2000年度 OBランレポート

by 10年目 富岡 愛


一日目 

6月2日 (金) JR長野駅集合ー坂中峠ー黒姫高原(約30K)
         参加者 16名 宿泊 旅館あすなろ


さーいよいよOBランの始まりである。かなり緊張して長野駅に着く。
ドンパの神木(H7)らと余裕を持って駅に着いたつもりがレンタカーなどを借りていたらあっというまに時間は流れてしまった。
ふときずきくとサイクリストがいっぱい目に入る。今回は独りで参加の吉岡さん(H1)(奥さん、お子さまはお留守番とのこと)と話を
していたら、ランドナーで長野駅前のロータリーを颯爽と走る姿が目に入る。門岡さん(S53)である。
久々のOBラン参加とのことでわたくしもはじめてお会いしました。今回のランでは、いろいろなことでお世話になりました。
 前日の夜に金曜参加の連絡を下さった町田さん(S61)、すみません、mail見ることはできませんでしたが、宿の食事は大丈夫です。
3年連続金曜参加のへげっぷさん(さすが前回幹事長)とDさん(共にH6)、車で登場の篠原さん夫妻(S62,H3)と続々と集合となりました。今回、駅の何口かの連絡等が徹底しておらず幹事の不手際で出発が遅れることになりました。参加者のみなさん本当にすみませんでした。約1時間遅れで出発。すると私のチャリからペダルがぼとっと落ちる。他のことに気を取られてしっかり閉めておきませんでした。すみません。情けない。また時間が過ぎてゆく。不安だらけのスタートとなりました。
まずは坂中峠の手前まで町中を走って行く。今日は天気も良くいい気分で自転車をこぐ。伴走車の運転はごつ(H7)。
駐車場の関係でご飯を食べていなかった篠原夫妻(S62,H3)は途中のコンビニでご飯へ。
峠の手前で全員集合を待っているときに泡ちゃん(H7)の携帯が鳴る。奥さんからかとおもえば何のことはない、仕事の話で一瞬のうちに営業マンに早変わりしていた。>話が終わりそうにないので先にみんな出発。(ごめんね、泡ちゃん)
泡ちゃん以外、幹事が女の子だったためTOPを引っ張れなかったので上の方々がいいところで途中休憩を取っていてくださり助かりました。何度もOBランに出てらっしゃると休憩ポイントを見つけるのもうまいなーと思ってしまいました。
その後、峠までのぼり写真撮影。今回のカメラマンは神木(H7)。颯爽とカメラを取り出すも周りが心配していろいろ言ってかえってやりずらそう出したが端から見てる分には笑えました。さーこの後はお待ちかねの楽しい下りです。天気も良かったので飯綱、黒姫両山がすごくきれいでした。途中、前隊と少し離れてしまい幹事が3人もいながら道を間違えてしまいました。またまた失敗。しかも、前隊よりも先に進んでしまい、危うくはぐれる所でしたが伴走車のごつ(H7)がちゃんと我らを見つけてくれて無事に合流。(すごい坂を登って元の道に戻った甲斐がありました。)
この後、酒屋でじゅーじゃん。上の方々は不思議そうに見てらっしゃいました。誰が負けたんだっけなー。
この時に、ビールを飲んでいる方もちらほら。それを横目に幹事は夜の買い出し、かなーり買いました。
さて後は宿に行くだけです。しかし、この宿にいく最後の登りが今日いちばんきつかったかもしれません。

宿に着いてからはまずは入浴。宿は、他にお客さんもいないようで部屋も広々と使わせていただき助かりました。
おさけ等の持ち込みも可で幹事としてはほっと一安心。
入浴後は食事でビール。走った後のビールは本当においしかったです。
金曜日は少ない人数の食事となりますが和気あいあいの雰囲気で、前に篠原(妻)さん(H3)がお勧めしてましたが私も気に入っています。いつもならここで自己紹介となるところですが、うちのドンパのふみおくん(H7)が仕事を終えてから合流するのに時間がかかってしまったため、飲み会でですることにしました。
飲み会は男性の部屋で行ったのですが、女性陣が着いたときにはもう赤い顔の方々もちらほらな状況でした。自己紹介から話は盛り上がりかなり遅くまで続きました。おかげで多めに買ったお酒もほぼなくなった様な気が。終盤は、某ドンパの相手を飯塚さん(S60)、篠原(夫)さん(S62)がしてくださり本当にありがとうございました。

二日目

6月3日 (土) 黒姫高原ー妙高高原ーJR黒姫駅ー戸隠中社 (約35K)
         参加者 16名+28名=44名


朝は、何とか曇り。この後がー.....。今日は昼の集合が黒姫駅のため超うだうだ隊となる。
まずは黒姫高原へ。ここの登りがかなりきつかった。その前にも道はまた間違えている。高原についてからは御鹿池を回った後、童話館に入ったり寝たりとうだうだしまくる。このとき芝生で何故か四葉のクローバー探しがはやる。滝沢さん(S61)がすごく上手できれいなのを見つけられない不器用な笠原(H7)に手ほどきをしてくださっていた。それでもなかなか見つけられず笑えました。
その後はお待ちかね?の地ビール館へ。ここでは、門岡さん(S53)がてきぱきと動いてくださりいろいろな種類の地ビールが飲めました。これから峠を登るとは決して思えない状況でした。
昼近くにご飯を取るために駅へ、このあたりから少しずつ雲行きが怪しくなって行きました。

駅に行くといろいろな方々がどんどん集合してました。参加3日前ぐらいに連絡をくれたDAZさん(H4)やここまで長野から走ってきたというてんたさん、さかなさん(共にH4)、Funkyさん、マニラさん(共にH6)、坂中峠を通ってきたらしい
すごすぎる、ひげと帽子がよく似合う千崎さん(S54)、新社会人の大や槇(共にH10)、卒業したばかりの5年目の張作と波田野(H11)OBラン直前にちゃりが壊れてしまったにもかかわらず電車で来てくれた後上(H10、ナビとしてがんばってくれました)来年の幹事の岳(H8)も車で参加(荷物運びや誘導ありがとね)、なよ夫妻(H7)と新妻の千春ちゃんのサイクリング仲間の植松くん(阪大のOBラン幹事のため視察に来てくれました)と新旧入り交じったOBの集合でした。
いつも自分の代が一番下のためかなり新鮮な感じでした
ここで、ふと参加名簿を見返し不在者がいないか確認すると朋さん(H2)がきていないことを発見。携帯に連絡するもつながらず幹事を数人残し出発とする。コース責任者の矢島(H7)から簡単な説明がありさあ出発です。
途中切れ切れになるも今日の道は迷いようがないほどの一本道で昨日のような過ちは一つもありませんでした。
登りに入る前に一時休憩。ここで朋さんと合流、長野から走ってきていたらしい、ちゃんと会えてよかったー。
ここからは頂上までだらだらと登るというコース。天気だけが頼りの状況であった。
しかし、願いは裏切られやはり雨が降ってきてしまい途中で休憩も兼ねて合羽を着る。いつも思うが、合羽の色って年々派手になり色も増えるので着替えているその場が何故か華やかになるのが不思議でした。

さあそこからは各自がんばって上るだけです。
頂上に着く頃には雨がひどくなりみなずぶぬれ状況でした。上に着いてから鳥居の前で記念撮影、雨も上がり希望者もいたことより宿に帰るかた、奥社に行く方、忍者屋敷に行く方と別れて行動となる。奥社へは時間がなくどうかなと思うもみなさん健脚だったので無事に時間通り近くに戻れました。忍者屋敷もかなり楽しめた模様。雨は宿に帰る頃には強くなってきていました。
宿に着いてからは温泉に行く人、宿のお風呂に入る人とそれぞれくつろぎながら食事を待っていました。すると宿に電話が。直接こられると言っていた広野さん(S54)、西川さん(S52)からでした。
雨がひどくなり宿に着くのが遅くなりそう、できれば途中まで車で迎えに来てほしいとのこと。
早速、泡ちゃんに車で向かってもらい無事に合流。携帯電話の便利さを痛感しました(しかし、私は未だに持っていません)
夕食がはじまる前に、お迎え隊も戻り、宴会いや食事の時間となりました。食事は幹事の希望でそばを入れていただき(もちろん手打ち、しかもサービスで料金なし)、いっぱいのおかずで嬉しい限りでした。 人数も多いのですぐに自己紹介へと移行しました。
例年通り若い者順で、今年はなんと5年目波田野、長作からとなりました。5年目がくるのって本当に久々なのでは?
自己紹介ではめでたく結婚の報告が多く、小濱・沢島夫妻(共にH7)、なよ夫妻(H7) 立さん(H4)と続き(立さん、来年は奥さんも一緒にお願いしまーす)そーれそーれの声が鳴り響きました。明日香さんから、5年目二人がOBランでは芸するのかなーと言う疑問で
若さを感じた話や門岡さん(S53)のホームページの話(これは本当に感動しました)、今回最年長の西川さん(S52)の日頃の走りに若い世代がため息をついたりといろんな話で盛り上がりました。自己紹介後は、場所を変え宴会場でのみへと移行してゆきました。ここでかなりヒートアップしたるいさんをDさん、べしおさん(共にH6)があたたかいドンパ愛で包み込むのを見て、持つべきものはドンパと思いつつ、ゲームでのみまくるグループ(今回も朋さんが引っ張っていたような)、しみじみ飲むグループと別れて宴は続きました。
さて2次会もそろそろ終宴、来年の幹事の発表です。 わたくし富岡の独断で おだぶ(H8)に決定。
所信表明で奥多摩ラン実施の話でかなりわきました。これには関西グループより遠ーいとのブーイングも出てました。
この後は宿舎の方々の協力で夜遅くまで飲めるようにと外の喫茶店や宿の方でしみじみ飲む方々と寒さも忘れ外で飲むものと別れかなり朝方まで宴会は続きました。何人か運ばれてゆくものもいてツアーの連泊のようでした。

三日目

6月4日(日) 戸隠中社ー宝光社ー大望峠ー宝光社ー長野戸隠線ー長野 城山公園 約25K
 
昨日の飲み会で二日酔いの方がたも多かったにもかかわらず、私たち幹事の予想を覆し、みな早起きをして大望峠へ。
その気持ちも分かるぐらいに昨日の雨とは打って変わっての快晴でまさにサイリング日和でした。
宿の前での記念撮影では距離が短かったため全員入ったか定かではありません(写真お楽しみに)
別隊で、西川さん(S52)、広野さん、千崎さん(共にS、門岡さんが出発されその後、大望峠隊出発となりました。ほとんどの人がいってしまい、後発隊は太田さん(S61)と福井さん(S63)、ドンパの笠原とごつと私だけとなり別働隊ですがまだ出発されてなかった飯塚さん(S60)と後片付けをしつつ喫茶店でコーヒーを飲んでました(飯塚さんごちそうさまでした)
このとき、福井さんの話で盛り上がっていたような?
なんてくつろいでいたら出発の時間です。うまく合流し途中の休憩ポイントへ。ここに来るまでに車が迷うという不思議なこともあ
りました。今日は車も少ないコースで天気も良かったためみな写真を撮ったり止まって景色を眺めたりといい感じでした。基本的に
下りというのもありなごやかに城山公園居着きました。一度もジュージャンしないなんてうちの代では考えられないことでした。
噴水があって落ちろーとのかけ声もありましたが少し腰が引けてしまい、行わず記念撮影をし来年幹事のおだぶの挨拶の後、解散となりました。この後はまっすぐ帰る人、そばを食べに行く人、善光寺に行く人と別れそれぞれ帰路へとつかれました。

今回幹事をして思ったことは、楽しい事のためには苦しいことも付き物ということでしょうか。
実際に、10月に下見などを始めてから本当に何とかなるんだろうかと不安だらけの状況でした。
やることはいろいろあるもののうまくまとまらず、本当にドンパや上の方々のアドバイスのおかげで何とかなったというところで
す。
参加申し込み締め切りが近づいてもドンパ以外に10人もいない状況で連絡先のなよとあわてふためいていたのも事実で20人前後の参加者なのか等と不安になったりしてました。二日目の宿の方には40人は確実に越えて飲み会も騒ぐので部屋割りなど配慮していただいたりしていたので正直言ってばつがわるいとおもってました。しかし、何というかうちのクラブらしいというのか締め切りを過ぎてからどんどん参加申し込みが増えてゆきあれよあれよと40人以上となり感無量の状況でした。
帰ってきてからも、楽しかったとのmailや写真なども送っていただき疲れもかなり吹き飛びました。
本当に嬉しく思っています。いろいろと至らない点もあったと思いますが、ここでお詫びと共に感謝いたします。
次回幹事長おだぶ、それを盛りたてるドンパのみなさんがんばってくださいな。期待してますし協力はおしみません。
それでは、また次回OBランで、みなさんのいい笑顔に会えるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。
P.S 今だからですが、城山公園の噴水にはいっとけばーなんて考えている馬鹿からでした。